2011年4月11日月曜日

英語教育文法入門 (2011年度)

2011/4/12配布資料


英語教育文法入門
 


火曜5/6限 12:50-14:20 
K207教室
担当 柳瀬陽介(A207教員室)
yosuke@hiroshima-u.ac.jp
http://yanaseyosuke.blogspot.com/



■この授業の目的

(a) 高等学校での英語指導に十二分な英語読解力(音読力を含む)をつける。
⇒英語教師としての基礎的な力を揺るぎないものにする

(b) 小中高の英語指導の基盤となる言語研究の基礎知識を身につける
⇒英語教育のために重要な背景知識を獲得し将来のために視野を広げる


■教科書

(a) 伊藤和夫『英文解釈教室』研究社、1500円

(b) 大津由紀雄『はじめて学ぶ言語学―ことばの世界をさぐる17章』ミネルヴァ書房、2800円


■授業のやり方

<予習>

(a)と(b)に関して、次の予習をWebCTシステム(広大の情報システム「もみじ」から入る)に掲載しておく。予習箇所については次のページを見ること。WebCTシステムへの掲載は前日深夜(23:59)までとする。

(a)の『英文解釈教室』については
(a1) 予定の章をひと通り読んだ上、わかるところとわからないところを確認しておく。
(a2) その章の「例題」の英文を自分なりに翻訳して、それをWebCTシステムに掲載する。「例題」の全訳は別冊にあるが基本的にそれは参照しないこと。予習では自分の力を試してみて、わからないことを確認することが重要。予習段階での「完璧」などはまったく求めないので、自分なりの翻訳を書いてみること。
(a3) 「例題」の音読練習をしておく。

(b)の『はじめて学ぶ言語学』については
(b1) 予定の章をひと通り読んだ上、わかるところとわからないところを確認しておく。
(b2) わかったところ、わからなかったところを自分なりに文章化してWebCTシステムに掲載する。


<授業>

前半で(a)の内容、後半で(b)の内容を行う。なお講義音声はすべてWebCTシステムで聞けるようにします。

(a)の『英文解釈教室』については
(a1) 当該章のわからないところを質問する。
(a2) WebCTシステムに掲載された日本語翻訳を検討しながら学習を深める。
(a3) それぞれの音読を検討し、きちんとした音読ができるよう助言を受ける。

(b)の『はじめて学ぶ言語学』については
(b1) 教師の説明(スライド)を聞く
(b2) WebCTシステムも参照しながら質疑応答し理解を深める。


<復習>

(a)と(b)の内容についての振り返りをWebCTシステムに掲載する。授業スライドや広義音声も適宜使用してください。


■スケジュール

ダウンロードファイルを参照してください。


■評価

出席・授業参加と最終発表の総合評価。試験を行なわない形の授業ですので、授業は15週で完結します。「任意課題」についてはhttp://yanaseyosuke.blogspot.com/2010/10/blog-post_08.html およびhttp://greatpresentationvideos.blogspot.com/を参照してください。
後者への投稿は1点、採用された場合はさらに1点(計2点)を評価点に追加します。










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