2016年7月12日火曜日

「子どもの学習意欲を高めるための実践研究とは」(ある教育センターでの講演スライド)



先日ある公立の教育センターで、小学校や中学校でさまざまな教科を教える中核教員のための研修で講演をさせていただきました。ここではその時のスライドとレジメを掲載しておきます。

中核教員と一口に言っても、「先生の授業が楽しくてたまらない」と言われる先生から、教育困難校に配属され一口では語れない苦労をしていらっしゃる先生まで、さまざまな先生方がいらっしゃいます。そういった現場の先生方に安直なことばは届きません。こういった講演そしてその合間での語り合いは、私にとっては鍛錬と学習の機会でもあります。


語りながら、私は自分の話が二つの基盤から成り立っていることを再認識しました。

一つは、私が観察させていただいた数多くの熟練教師の方々の言動です。私はそういった先生方を観察することによって、教育に関する基盤を築くことができました。

しかしその基盤は、存外に言語化や体系化することが難しいものです。そこで新しい言語表現を求めて私は哲学や社会学や神経科学などなどの文献を読んでゆきました。それが私のもう一つの基盤です。

私は教育現場の観察から得られた問題意識を元に、各種の学術文献を読み進めています。現場の知恵を明確に整合的に語りたいという想いがあるから、少々難解と思われる文献も読み進める気になります。ですから私には二つの基盤があるといっても、現場観察がより根底的な基盤ということになります。


ある漫画の台詞ですが(苦笑)、「よく見て、よく考えなさい」ということばがありました。今でも記憶に残っていることばです。私の場合は、教育現場をよく見て、各種の学術文献を通じてその見たことをよく考えるようにしていると言えるのかもしれません。

そしてその結果、他の現場の先生方にも届き通じる表現方法を模索しています。そういった表現で、さまざまな実践の様子が伝わるだけでなく、話を聞いた先生方もそれぞれご自身の実践を理解し記述することができると信じているからです。

もちろん私の歩みは遅々としたもので、まともな研究者にとっては噴飯物でしょうが、現在の私にとってはこれができる最善のことなので、しばらくはこういった努力を重ねてゆきたいと思います。


今回のスライドは「子どもの学習意欲を高めるための実践研究とは」です。これは依頼主の教育センターから与えられたタイトルですが、このことにより私は「意欲」や「意識」や「意味」などの表現に共有されている「意」について考え、自分なりの(俗流)解釈を提示してみました。

ご興味のある方はダウンロードして御覧ください。













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